2015/05/05

ADAリリィパイプとDo!aquaバイオレットグラスの違い

ADAリリィパイプDo!aquaバイオレットグラスの違いってあまり良くわからなく、フォルムは違うけど透明ガラスだし作業的には同じ仕事してくれるんだろうと、半額で買えるDo!aquaのバイオレットグラスを長年使っていました。ですが今回、新規60cm水槽をフルシステムで揃えるにあたって、ADAのスーパージェットフィルターを購入したのですが、リリィパイプ出水用と吸水用が付属されていて、今まで高いからやめていたリリィシリーズを初めて使ってみる事になったわけです。

さて今回水槽リニューアルして一週間たったので、今までのDo!aquaバイオレットグラスとADAリリィパイプがどのような点が違うのかが少しずつわかって来たので比較してみようと思います。




●ADA リリィパイプ P-2 (出水用) 価格6,800円
●ADA リリィパイプ V-3 (吸水用) 価格8,000円




まずリリィの出水用は水が出る部分がバイオレットより円形になっていて、横から見ると若干アヒルの口の様に上に向かって開いているという印象。実際使ってみると水面の水をかき集めながら出水するので、油膜対策などにもかなり効果があるように感じます。

リリィ吸水用は、ホースをつなぐ部分と水を吸う部分の太さが変わらず、まるで試験管をまげて作ったかのようなミニマムなフォルム。プロダクトデザインの観点から言っても無駄のない大変美しいフォルムだなぁと思います。

最初手に取った時の印象としては、Do!aquaシリーズのガラスよりも遥かに透明度が高いと思った事。長年使っていたバイトレットグラスはやや青みがあるガラスで、部分によっては厚みにムラがあるような見え方をしていましたが、リリィは端正な顔つきというか、比べてしまうとかなり無色に近いガラスを使っている様子。キューブガーデンもそうですが、透明度が高いガラスを仕様している事で、値段がバーンと上がっているんでしょうね〜。




●Do!aqua バイオレットグラス VP-1 (出水用) 価格3,400円
●Do!aqua バイオレットグラス VV-1 (吸水用) 価格4,000円 



こちらは使用年数が長いので自分にとっては馴染みのある製品。現在は同じものを2セット所持していて、途中二回程割れてしまったので買い直しもしています。本当はADAのリリィパイプを買いに行ったのですが、同じガラスだし作業内容は同じなんだしDo!aquaのバイオレットでもいいじゃない〜と使い続けていましたが、リリィと比べると水を巻き込む力は弱いので、エアレーション能力と油膜取りの効果は薄い感じ。出水用は細身の流線型をしていて遠くまで力強く水の流れを作ってくれるので、流れがあったほうが良い水槽には向いている気がします。

吸水用に関しては作業自体はリリィと同じなのでどちらでも良いと言えば良いのですが、吸水口がやや平べったいしゃもじ型になっているのと、ガラスの厚みにムラがあるので、さらにストイック感にこだわる場合はリリィ、そうでなければバイオレットで十分な感じです。



まあどっちが良いかはお財布事情と相談しながら、メイン水槽がリリィ、サブ水槽はバイオレットとか、分けて使ってもいいかもしれません。小型水槽用なんかは、メンテの際に割れる可能性も高くなると思うので、バイオレットグラスミニでも全然問題ないと思うし、気合いの大型水槽でネイチャーアクアリウムなんかやる場合は、敢えて正面手前に綺麗にメンテしたリリィを配置するとかも、かなりかっこ良いと思います。





ガラス製品は取り扱いが難しく、特にホースの取り外しでは一度深く差し込むことでホースとガラスの間に空気を入れ、それから引っぱって外さないと、パリンと割れる確率が高くなります。最初の頃は固くなったホースを引っぱってもなかなか取れなくて、カッターで外す度に切っていたのですが、アクアショップでホースを一度深く押し込んでから取り外す事を習ってからは、ガラスは今まで割らないようになりました。

コケが出てしまうと一気に美しさがなくなって茶色の管になってしまいますが、コマメなブラシ洗浄や漂白で美観が保たれ、水槽が一気に華やぐ事間違いなし。海外のブランド品とかって製品に街のストリートの名前や、著名人の名前などを付ける場合があるのですが、ADAも製品のイメージを花に例えて付けているセンスが好き。これからも大切に使っていこうと思います。



水の流れをみているだけでも幸せ〜。





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